【本当に大丈夫?】ZWCADはAutoCADファイルの.dwg互換として安全なのか?ZWCADのデメリットを紹介 口コミ 中国の会社が開発 フリー 永久ライセンス 体験版

ZWCADはそもそもどんなCADなのか?

ZWCADは中国広州に拠点を構えるZWSOFT社が開発する汎用CADソフトです。.dwgや.dxfのファイルを開いたり保存することが出来ます。
出荷本数は90万本を超えており日本でも大小問わず多くの企業に使用されています。開発拠点は広州、武漢、フロリダです。また永久ライセンスでの販売とサブスクリプションや保守ではない買い切りのバージョンアップを提供しています。

デメリット1:.dwgのファイルを保存してAutoCADで開くと警告が表示される

これはZWCADに限らず、AutoCAD以外で.dwgのファイルを保存することが出来る全てのCADソフトで共通するデメリットです。
例えば中国で開発をしているZWCADやIJCAD(GSTARCAD)で作成、保存した.dwgをAutoCADで読み込ませるとAutoCADで作成されていない旨の警告が表示されます。
AutoCADで作成されていないことは確かなので当然と言えば当然なのですが、データの互換性についてはZWCADはリリースごとに何千ものチェック項目をもってリバースエンジニアリングを活用して改善をしています。ここが課題になってZWCADに移行できなかったケースはこの20年間で殆ど存在しないので大きなデメリットではないです。ZWCAD以外ではリバースエンジニアリングが十分ではないケースも多々あり.dwgの再現が良くないCADソフトも存在しています。余談ですがDXFファイルは仕様が公開されているためこの種の問題は起きませんが、一般的にdwgに比べてデータ容量が大きいです。

デメリット2:買った後に永久無料で使えるわけではない

ZWCADは買い切りのソフトウェアで永久ライセンスなので基本的にはずっと使い続けることが出来ます。しかしながらPCのOSアップデートや老朽化によりZWCADをバージョンアップする理由が生まれていきます。
ZWCADは毎年1度新しいバージョンをリリースしており機能改善やこういった周辺環境への合わせこみを行っています。
ZWCADのバージョンアップは有償ですが買い直したりする必要はなく他のCADソフトのバージョンアップよりもかなり安い買い切りのバージョンアップを提供しています。その結果AutoCADを10年使う場合に比べると、バージョンアップを10年で3回しても90%近くの費用削減を実現できています。ZWCADは無料CADソフトではありませんが中長期で見た場合のトータルの費用もかなり安価です。

デメリット3:AutoCADと比べて専門的な機能がない場合がある

AutoCADは長年の積み立てで使用されてきた使いやすいレジェンドなCADソフトです。機能はZWCADより当然多くZWCADにはない機能も備えています。
そのうち大きな2つがパラメトリックと3次元機能です。どちらも3Dモデリングをするときに使うコマンドですが使用するユーザーは多くないです。
AutoCAD LTをお使いの場合には移行に問題があることが殆どなく、自動作図をしているユーザーや複雑な使用方法を使っているユーザーは若干ZWCADや他のCADへの移行が難しくなります。

デメリット4:AutoCADに比べて一部アイコンが少し見にくい場合がある

これは個人差もあるのですが、アイコンが少し見にくいことはまれにご意見として頂戴しています。画層プロパティ上の画層オン/オフやプロパティ上の文字が大きい等一部AutoCADと若干異なる部分を指摘されています。フィードバックとして修正は行っていますが多くの場合こういった小さな違いは使用していると1日程度で慣れて今度はAutoCAD側で違和感を感じるようになることが殆どです。

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ZWCAD/ZW3Dの日本販売代理店である私達はCADソフトウェアのプロフェッショナルです。

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