1.ファイルオープン速度の向上や基本コマンドの性能の高さ
- ZWCAD は性能追求に力を入れており、新しいZWCADがリリースされていくにつれて旧バージョンとの性能差も広がり続けています。例えばZWCAD2017とZWCAD2023にはかなりの性能差があります。
ファイルオープン速度は2倍以上*オブジェクト選択速度は1.5倍以上*と使用感にも関わる大きな進歩があります。
新しいバージョンのZWCADを使うことは人件費や無駄な時間を節約することに直結します。
*いずれも同じ環境下で同一のPCで40MB程度のファイルを操作した時間差を記載
2.新規コマンドの追加と不具合改善
ZWCADは毎年便利なコマンド追加しています。ZWCAD 2017では322のコマンドがありましたがZWCAD2023では436の数のコマンドがあります。6年間で114の効率を上げるコマンドが追加されました。コマンドのみならずハッチングのグラデーション印刷反映等の機能強化も豊富に行っています。
お客様のフィードバックを基に新機能開発を行っています。例えばシートセットマネージャーや二段メニュー等新機能を活用することで今まで行っていた作業が大幅に自動化することが出来たり、ミス削減が出来るので費用対効果のメリットが大きくあります。
また、バージョンアップの度に30-50の項目で不具合を改善しています。
3.DWGやDXFファイルのメンテナンスとして
DWG®やDXFはAutodesk®が策定しているファイルです。現行ではAutoCAD 2018が最新となります。
ZWCADはDWG®にはリバースエンジニアリングを使用しており1000を超える互換性テストを毎回実施して信頼性を担保しています。DXFは公開された仕様に対して愚直にアップデートを行っています。ZWCADはDWG®/DXFに対して優れた互換性を常に追い求めています。
ZWCAD2017以前ではこの2018のDWG®/DXFに対応していないのでZWCAD2023にバージョンアップを行うことで更に幅広いファイルに即対応させることが出来ます。
4.OS更新の準備として
- ZWCADは2021年にリリースされたZWCAD2022からWindows11®に対応しています
OSアップデートには常に対応している実績があり今後も最新のOSにいち早く対応していく方針です。
ZWCAD2021以前はWindows11に対応しておりません。一部使用できる場合がありますが不具合があった際には動作保証外となります。また、例え不具合なく使えていたとしてもCADのパフォーマンスに影響している可能性があり作業効率が悪化しているかもしれません。
最新のOSに併せて最新のZWCADをお使い頂くことは企業経営を最適化する第一歩です。
5.世界では最新版にアップデートされ続けている
一般的に、欧州や日本では古いソフトや機能をそのままに使うユーザーが多い傾向がありそれでも一定の効率性を持って競争力を担保してきました。
しかしながら2022年の今日では中国やインドを始めとした新興国の若手が最新のソフトウェアで最新の機能を用いて爆発的な効率性を実現しています。
設計においても、熟練の古い方法を新興の新しい方法が凌駕する時代がすぐそこまで来ています。また、熟練の方法よりもソフトウェアの機能を使用したほうが技術の継承がしやすい傾向があり、企業を長期間かつ持続的に発展させるためにはもはや不可欠の方法となりつつあり少子高齢化が進む日本で必要性が再認知されてきています。
プロフェッショナルとして常に最新の機能を学習し続けることで従業員のスキルアップやキャリアアップを手助けすることが出来ます。
*DWGは米Autodesk®社の商標です。 *Windows11®は米Microsoft社の商標