テクニカルノート

ET拡張ツール 画層ツール

【概要】

何十層も画層のある図面では、画層の管理に手間がかかっていましたが、ZWCADのET拡張ツールー 画層ツール機能により、
画層管理が便利になります。以下は画層ツールにあるいくつの機能を紹介します。

画層管理:
画層管理で、現在の図面の画層特性を編集することができ、保存することができるようになりました。また、画層構成をセットする
ことができ、同じ図面内に保存しておくこともできるで、同じ図面の中でいくつもの画層構成を持つことができ、すぐに設定すること
ができます。画層構成は、画層ファイルから、インポート、エクスポートすることも可能となります。

・画層管理画面
画層管理

画層整合:
画層管理、または、”LAYMCH”コマンドを使い、画層の構成を変更することができます。

現在の画層に移動:
1つ以上のオブジェクトのある画層を現在の画層にすることができます。

画層分離:
“LAYISO”コマンドは、他の画層をオフにすることによって1つ以上の選択された画層の隔離を防げます。

新しい画層へのコピー:
このコマンドを使うことで、他の画層へオブジェクトをコピーすることができます。

目的画層を指定する方法として、リストから既存の画層を選ぶか、名前を付けて新しい画層を作成することができます。
ここで作られた新しい画層は、最初に選択した画層構成と同じ構成となっています。

TIPS:
異なるビューポートで同じオブジェクトが異なるように見えるという問題を解決するために、COPYTOLAYERを使います。
画層管理のための機能の一部を紹介します。

1. 新しいビューポートでは、COPYTOLAYERを使い、新しい画層に必要な物をコピーします。

2. オリジナルのビューポートにおけるオリジナルの画層と、新しいビューポートにおける新しい画層を隔離するのにLAYISOを使用します。

3. 新しい画層の色、線タイプ等を変えることができます。オブジェクトをコピーしているので、COPYTOLAYERで常に、オリジナルの画層の
対象が修正されなさいようにする必要があります。

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