ZW3Dで出来る!3Dモデリング解説♪ 赤外線体温計編

みなさんこんにちは!ZWCAD JAPANセールス担当のKENTAです!!
本コーナー「ZW3Dで出来る!3Dモデリング解説」ではZW3Dを用いでモデリングをわかりやすく、誰でも簡単に出来ることを目的に連載を行っております。

ZW3Dの基礎の使い方に関してはウェビナーをご覧いただければわかりやすいですよ!
こちらで勉強して使えるようになったという声も頂いている大好評なウェビナーとなっています。

ブログ記事と併用してお使い頂くのがおすすめですよ!

ウェビナーについての記事はこちらです!

日時と内容をご確認の上ご参加ください!

本編~

今回は赤外線体温計の設計です!みなさまも一度はおでこをピッとされたことがあるのではないでしょうか??

実はこれ、3Dモデリングの基礎を知る題材にぴったりなのです!

ロゴやデザイン等も自分好みにつけることも出来ますよ!
それでは早速始めましょう!!

体験版で設計が完結できますよ!

図1. ZW3Dで設計された赤外線体温計

ステップ1:温度計の大まかな輪郭をスケッチのYZ平面で描きましょう

このステップでは、実際の製品の写真を参照としてZW3Dにインポートすることもできます。

図2.温度計の輪郭を描く

ステップ2:温度計のヘッドのプロファイルを作成しましょう

ここでは、各プロファイルは、交点が接続され、輪郭によって作成されたブレンド曲線となっています。
プロファイルの作成の方法はとっても簡単ですね~

まず、「参照」コマンドで、始点と終点を作成します。詳細は下図のように参照点を作成します。次に、プロファイルに接する2つの補助線を作成します。最後に、参照点を接続し、構築線に接するブレンド曲線を作成します。

図3.体温計のヘッドのプロファイルを描く

連続性の基準となる上部及び下部の輪郭を押し出します。次に、「メッシュサーフェス」コマンドでヘッドのサーフェスを作成します。そしてヘッドサーフェスと押し出しサーフェスの間にG1(接線)連続性を設定しましょう。

図4.体温計のヘッドのサーフェスを作成する

ステップ3:ハンドルのプロファイルを描いたら、上記のステップのようにハンドルのサーフェスを作成しましょう

図5.温度計のハンドルのサーフェスを作成する

ステップ4:ヘッドのサーフェスにハンドルの輪郭と交差する曲線を作成します。そしてヘッドのサーフェスを曲線でカットしましょう

図6. ヘッドのサーフェスを曲線でカットする

ステップ5:ヘッドとハンドルの間に接続サーフェスを作成します。
接続サーフェスは、隣接するすべてのサーフェス間に接線が連続する必要があります

図7.ヘッドとハンドルの間の接続サーフェスを作成する

ステップ6:より綺麗な外観のためにエンドキャップとフィレットを追加します。
次に、表面を厚くしてソリッドにします。これで、体温計の半分の部品を完成しました

図8.表面を厚くしてソリッドにする

ステップ7:ミラーリングコマンドで、半分の部品をミラーリングしましょう

これで体温計のボディが完成しました!

図9.作成した部品をミラーリングして体温計のボディを作成する

ステップ8:ロゴ、パネル、ボタンとトリガー用の穴、LCD画面など、体温計にいくつかのフィーチャーを追加しましょう

図10.体温計にフィーチャーを追加する

ステップ9:「分割」コマンドで、体温計のシェープを分割し、バッテリービンのカバーと赤外線センサーを作成しましょう

図11.バッテリー部分の蓋部分と赤外線センサー部分を作成する

ステップ10:トリガーとボタンを作成します。これで体温計の設計は完了です!

図12. 体温計の最終設計

ZW3Dで赤外線体温計は設計できましたか?
パワフルなスケッチツールとモデリングツールを揃えたら、簡単な仕事ですよね!

 ZW3Dをダウンロードして、快適な3Dモデリングを始めましょう!

最後に、一日も早いコロナウイルスの終息と、皆さまのご健康を心からお祈り申し上げます。

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