【前編】ZWSOFTのCEOってどんな人?インタビュー形式でZWSOFTの歴史と併せて紹介

みなさんこんにちは。ZWCAD Japanのセールス担当のKENTAです。
今日は我らがZWSOFTのCEO! Truman Duのインタビューです。ZWSOFTの歴史をなぞりながらアツい想いを語って頂きました!
それでは行きましょう。

T:Truman
K:Kenta  

■インタビュー

K:こんにちは。お時間を頂きありがとうございます。まずは簡単な自己紹介をお願いできますか?

T:こんにちは。私はZWSOFTのCEOのTruman Duです。
大学生のときにインテリアが好きで、卒業プロジェクトもインテリア向けのCADの開発だったんです。
なのでこの分野で中国のトップ3の会社で3年間修行して、1993年にZWSOFTを起業しました。

K: そうでしたか。ZWSOFTは1993年とすると、30周年を目指しているところですね。
正直、こみ上げてくるものはありますか?

T: それはもちろんありますよ笑
一般的にあの時代に起業した中国人は「持たざるもの」。特に何の特徴もない、小さな町出身の人ばかりでした。

「社会を変えたい!」「社会を良くしたい!」と思っていましたが、まずは自分の家族をより良い生活にさせる!
ということに必死でしたね。これは今でも「初心忘るべからず」と常に心がけています。
おかげで今では私の家族もZWSOFTと中国の発展にあわせて、それなりに豊かになりました。
それでも「より良いCADソフトウェアを通じて社会に貢献したい」という私の気持ちに変わりはありませんよ。

K:そうでしたか。「初心忘るべからず」これは私も心がけていますが、実行するのは難しいですよね。

T: 私も忘れないようにするのに必死ですよ笑。実は中国でも似たようなことわざがありまして
「生まれたての子牛はトラを恐れない」というのがあります。まさに私達のことだと思っています。

私達は勇気があり、かつ大胆不敵。そう、チャレンジャーなのです!

K:なるほど、そんなことわざがあるんですね。Truman氏は今でもチャレンジャーだと思いますか?

T:もちろんです。私はもちろん、ZWSOFTのメンバー全員そうですよ。
2次元の汎用CADを作り、お客様に満足していただくことは並大抵の努力では到底叶いません。
しかし我々は前進し続けました。チャレンジャーだから。言い換えると、チャレンジしないことは後退を意味します。

3DCADを開発して、シミュレーターを開発して、私の人生にはチャレンジしかありません笑
チャレンジとは、すなわち進化することですから。

若き日のTruman氏 ZWSOFT設立直後

K:チャレンジする=進化なんですね。具体的にはどういったことが進化なんでしょうか?

T:進化とは全ての人・組織が常に行っています。
進化の過程で排除される者もいれば、生き残りどんどん強くなる者もいる。
私が伝えたいのは、この進化の過程で常に切迫した意識を持っているべきだということです。

常に頭をよぎります「今は勝っている、順調だ。でも3年後は?絶対に生き残っている!」と。
自信を持って言えるか?その答えは未だに「No」です。1日18時間働けば絶対に生き残れるという保証はどこにもありません。

しかし圧倒的な成長にはハードワークと正しい方向へ向かうリーダーシップが不可欠です。
私達は常に進化に対して強いキャッチ力を持っています。いつでも先手で判断して、行動することを心がけています。
ただし忘れてはいけないのは、長所が短所になることもある。こういう時はためらわずに長所でも捨てなければいけません。
恐竜はかつて地球の王者でしたが、今は絶滅してしまいましたよね。

私達は会社であり、組織です。組織で一丸となって進化に対応していく日々ですよ。

K:ありがとうございます。Truman氏のアツい想いが心から伝わってきました。
ここで少し質問を変えてみます。ここ20年で幸せだった瞬間はいつですか?

T:2つあります。
1つ目は、広東省梅州市と湖北省紅安市の2つの小学校の建設を支援した時です。
教育棟が完成したその日に子供たちとたくさん写真を撮ったことは今でも覚えています。
子供たちは文房具や本を受け取り楽しそうに笑っていました。教育は非常に重要な事項であり、
それが10年以上前に教育版・3DCADの開発を決めた理由でもあります。

現在、約1,500の専門学校と20,000の中学校及び小学校で使われており、
ZWSOFTが中国の教育に少なからず貢献できていることは今でも誇りに思います。

小学校の建設を支援した時の写真です。みんな笑顔ですね

2つ目は息子が大学に入学したときですね。とても感動しましたし、そういえば私もそんなことがあったなあと感慨深かったです。
子供と一緒に成長する喜びは言葉では言い表せません。将来は独立して世界と向き合わなければいけないので、
好きなことにもっと専念できるようになってくれたらいいなと期待してます。

K:そうですか。起業家として、そして1人の父親として喜びを感じていらっしゃったんですね。
それでは一番辛かったときはいつですか?

T:また難しいことを聞きますね笑 これもまた2つあると思います。

1つ目は汎用的なプラットフォームを目指してCADを開発していたときです。
実は私達のCAD開発はインテリアデザインが始まりで、もう少し特化した専用ソフトだったんです。
総合的でかつ汎用的なCADプラットフォームへの転換は、想定していたよりもはるかに困難であり、
莫大な投資を行いましたが、その時は結果を出せませんでした。今でも悔しいですよ。
アメリカのソフトウェアベンダーの圧倒的な強さを思い知った時期でもありますね。

2つ目はアメリカの3DCADベンダーであるVX Corporationを買収したときです。
あくまで2DCADがメインだった私達にとっては全てが新しく、理解するのにとても時間がかかりました。
同時に私は何百何千もの従業員、そしてその家族の責任を負わなければならず、そのプレッシャーはかつてないほど強く感じました。
もう進むしか手段はなかったですからね。

Truman Du(CEO,ZWSOFT)とMark Vorwaller(President,ZWSOFT US/元VX CEO)

K: 想像するだけでもぞっとしそうなくらい強いプレッシャーがあったんですね。
それらをどう克服したのでしょうか?

T:それに関する答えはシンプルですよ。もっと大きく、より良いことをしたいと信じてきただけです。
私は決して保守的ではありません。順調に行ってるときこそ、強く不安を感じるんです。
このままで良いのか・・・私達は正しい方向に進んでいるのか・・・
現状に満足していると進化に負けてしまうんですよね。

私たちは世界中のユーザーに対して真摯であると決めているので克服できたと強く感じています。
私たちの運は決して悪くありませんしね。
少しづつ、しかし着実に課題に向き合っていき、2016年には大きく飛躍し、まだ継続しています。
従業員全員の努力とその蓄積が報われた感じがしますね。

K:お客様に真摯である、Trumanがいつも言っていることですね。
本日はありがとうございました。前半はこれにて終了です。後半もどうかよろしくお願いいたします!

T:ありがとうございました。

インタビュー終了

いかがでしたでしょうか?普段はあまりライトアップされないZWSOFTのCEOの素顔。
彼は不屈の起業家ですが、同時に一人の父親でもあります。
なにより故郷の中国や、世界中の方の生活をもっと良くしたいと言う思いでビジネスを行っています。

それでは後半に続きます!チャオ!

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