【中級者向け】1分で習得できる時短テクのご紹介 Part2

ハローみなさん!ZWCAD日本営業担当のKENTAです。
今日の内容としては時短テクニック第二弾です。前回に引き続き特にこんな方におすすめです。

「ようやく図面は書けるようになったけどもうへとへとだよ。先輩方はどうやってんるだ?」
「一通りは出来るけれど、、、まだまだ出来ることは増やせそうだ・・・」

それでは早速行きましょう!

PAINTPROP

Paint→塗る
Prop →小道具

つまりハッチングの補助に使うコマンドです!ハッチングはきれいなテクスチャをサッと貼り付けられて便利ですよね。
しかしながら初期のハッチング柄だけで、全部フォローは出来ませんよね。

こんなときはPAT(パターンのフォーマット)ファイルにアクセスすることも有効な手段ですが、PAINTPROPコマンドを使用すると、他の図面からカスタムパターンを「借用」することができますよ!
オブジクトのプロパティをフォーマットするMATCHPROPと同様に、PAINTPROPを使用すると、図面全体でパターンをフォーマットできます。

1点だけ注意、PAINTPROPを使用するにはMATCHPROPを実行する必要があります。

手順:

  1. [MA]と入力し、Enterキーを押します。
  2. ソースパターンを選択します。
  3. 別の図面に移動して、宛先パターンを選択します。

下のGIFのように、2回クリックするだけで芝生のパターンを別の図面にコピーして貼り付けすることが出来ました。

ちょっとだけ余談
図面でMATCHPROPを使用してオブジェクトプロパティをコピーした時、終了せずに別の図面に切り替えた場合には、PAINTPROPは自動的に実行されます。

PASTEORIG

Paste→貼り付ける
ORIG→オリジナル

コラボレーションデザインは、最近よく聞く流行りの言葉ですよね。巨大なビルの図面を設計する場合は通常複数人で設計します。複数人で1つのファイルは編集できないので当然複数の図面ファイルがありますねよね?デザインを1つに組み合わせる良い方法はPASTEORIGだとスムーズな場合がほとんどです。

PASTEORIGは、図面内の座標系の原点、もしくは事前に設定した挿入点にオブジェクトを貼り付けるのに役立ちます。

手順:

  1. コピーしたいオブジェクトを選択します。
  2. COPYCLIPまたはCtrl + Cを使用します。
  3. 別の図面に移動し、[PASTEORIG]と入力して、Enterキーを押します。
PASTEORIG-CAD Commands Beginning with P Q

ちょっとだけ余談
図面の組み合わせを確実にするためには、同一のソースとして使ったほうが便利です

PDFIMPORT

PDF→ファイル拡張子
IMPORT(インポート/取り込み)

PDFIMPORTは、名前の通り、CAD上で生成されたPDFファイルからZWCADのDWG図面に要素(ベクタージオメトリ、ラスターイメージ、
塗りつぶし、TrueTypeテキスト)をインポートするのに役立ちます。

手順:

  1. [PDFIMPORT]と入力してEnterキーを押し、[PDFのインポート]ダイアログボックスを開きます。
  2. PDFファイルを参照して選択します。
  3. 設定(挿入ポイント、スケール、回転角度など)をカスタマイズし、[OK]をクリックしてインポートを終了します。

これで、PDFのオブジェクトがCADで使える要素に変換され、編集できるようになりました。

ちょっとだけ余談
参照用にのみPDFファイルを使用する場合は、PDFATTACHコマンドが便利です。

PDFADJUST

PDF→ファイル拡張子
ADJUST→調整する

PDFADJUSTを使用すると、フェード、コントラスト、またはモノクロを使ってPDFアンダーレイを変更することができます。たとえば建築分野の設計では、添付されたPDFファイルは普通は対象の建築物の周囲を示す地図となっています。PDFADJUSTを使うと、PDFファイルの行とDWG図面の色が似ていても混同しなくなります。

手順:

  1. [PDFADJUST]と入力し、Enterキーを押します。
  2. PDFアンダーレイを選択して、Enterキーを押します。
  3. 3つのオプションの1つを入力し(「F」で鈍くする/「C」で明るくまたは暗くする/「M」でモノクロ効果を適用する)、Enterキーを押します。
  4. 「フェード」または「コントラスト」エフェクトを選択した場合は、0〜100の値を入力します。

QDIM

Q-Qucik→手早く
DIM  →次元

手動で寸法を追加するのは大規模の図面だとかなり厳しいですよね?
QDIM(クイックディメンション)は要素を自動的に認識し対応する要素(ラインの直線など)を作成するためにタスクを完了するショートカットです。

手順:

  1. [QDIM]と入力し、Enterキーを押します。
  2. 注釈を付ける要素を選択して、Enterキーを押します。
  3. 自動生成された寸法を配置します。

ちょっとだけ余談
整列など、一連の既存の寸法を編集する必要がある場合は、注釈を付ける要素の代わりに、手順1の後で選択可能です

今回は以上となります!便利なコマンドは随時更新中なのでどんどん習得して業務をどんどん楽にしちゃいましょう!!

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