ZWCADやその他汎用CADでは”ちょっとだけ”図面を編集することが多々あります。
業務でCAD使用がメインでない方も多く働いていらっしゃいます。
そういったときに使用する、わからなそうで実はシンプルなコマンドを紹介します!
線を引く 「LINE」
ショートカットキー : L
CAD製図ソフトの基礎となる線分を描画するためのコマンドです。
シンプルに線を引きます。でも線が引けなければ図面になりません。
繋がっている線(ポリライン)を引く「POLYLINE」
ショートカットキー:PL
繋がっている線を描くコマンドです。。
線となにが違うのかと言うと、繋がっていることによって、囲むことが出来ます。
すなわち、面積を測ることが出来たり、囲まれている中をハッチングすることも可能です。
昔は線分に比べてデータ情報量が少ないというメリットもありましたが今はそれほど大きい意味を持っていません。
四角を描く「RECTANG」
ショートカットキー : REC
四角形を描きます。
四角はポリラインによって描かれます。
なので、面積も測れますし、色塗りも可能です。
ポリラインコマンドを使用しても同じものが描けますが、比較して効率性がとてもいいです。
こちらのコマンドを使えば、角の2点を指定。
ポリラインの場合は4点指定しなければ四角になりません。
線分を切り取り「TRIM」
ショートカットキー : TR
線分を切り取ります。作図上、まずは線分を引いてからトリムで消すということは多々あります。
やや上級テクニックですが、トリムを多用してなめらかな曲線を作ることも可能です。
また、応用技として、途中でShiftを押すことで、「延長」コマンド(EXTEND)に切り替えられます。
コピー「COPY」
ショートカットキー: CO
コピーです。
図面上にあるものは何でもコピー出来ます。普段のテキストのコピペと同じ感覚で使うことができます。
移動「MOVE」
ショートカットキー : M
移動です。
基本的に使い方はコピーと同様です。
描く場所を間違えたのであれば、同じ線を書き直すのではなく、移動させると二度手間にならずに済みます
ミラー反転「MIRROR」
ショートカットキー : MI
ミラー【鏡】です。
軸となる仮想線を2点指定し、その線を軸に反転します。
コマンド中のオプション選択によって、反転後、コピーか移動かを選択出来ます。
対称的なものを作図する場合(例えばタージマハル)にはまず半分だけ作図して、それを観音開きのように拡張して
作図の手間を減らします。
オフセット「OFFSET」
ショートカットキー : O
線を平行に同じ距離移動させるコマンドです。
あまり馴染みのない言葉ですが、慣れるととても便利なコマンドです。例えば建築図面を描くときや目安の線を引くときによく使います。
回転「ROTATE」
ショートカットキー : RO
回転します。
回転の中心点を指定して、線分や図形を回すことができます。
回転しながらコピーすることも可能です。
塗りつぶし、網掛け「HATCH」
ショートカットキー : H
塗りつぶしコマンドです。
四角形や円に塗りつぶしだったり、斜め線のパターンだったり、ドットの網掛けだったり、色々あります。
図面を視覚的にわかりやすくするために使用します。
図形の再編集「STRECH」
ショートカットキー:S
図形の一部を伸ばしたり、もしくは縮めるコマンドです。
交差選択窓に一部が含まれているオブジェクトは、ストレッチされます。交差選択窓に完全に含まれているオブジェクト、または個別に選択したオブジェクトは、ストレッチされずに移動されます。円、楕円、ブロックなどいくつかのタイプのオブジェクトはストレッチできません。
以上となります!
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