ZWCADユーザーに告ぐ、ZW3Dのすゝめ

みなさまこんにちは!ZWSOFT×JAPAN 担当のKENTAです!

マスク常備が当たり前の世の中となりましたね・・・暑くて倒れてしまいそうな毎日ですが
皆様はいかがお過ごしでしょうか。これまで3DCADのすゝめというタイトルでブログを投稿していますが、
今回はそもそもCADソフトウェアの歴史を紐解いてご説明させて頂く予定です!それでは参りましょう!!

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CADソフトウェアはこの世に産声を上げてから何十年もの間、設計者の良きパートナーとしての
役割を果たしてきたのは皆様もよくご存知ではないでしょうか。
初期に登場した所謂2次元CADは未だユーザーが多く複数の業界で広く使われています
(ZWCADも2次元CADです!)
しかし直近10年間で、より高度な技術である3D CADが登場。
開発スピードは2020年になっても未だ早く、2次元CADとのシームレスな連携も年々強化されている次第です。

2DCADも3DCADも成果として「製品」(ネジや車、お家など)を作成するのに使用しますが、主な違いはなんでしょうか?
2DCADは作図支援を主に使用するユーザーが多いですが、3DCADではメインの設計、
及びその後の解析を行うことも出来るためユーザー数は増加の一途をたどっています。

このブログでは、3D CADが生産性の向上にどのように役立つかをメイントピックとしておりますが、
2Dと3D 、両方のCADを組み合わせて最高のデザインを設計する支援策もご紹介させていただきます!

2次元図面での製品最終仕様図

3次元図面での製品最終仕様図

一言で言うなら「次元」の違いです

設計した製品は、最終的には3Dになって私たち消費者のもとに送り出されます。
したがって、2D CADで設計をする場合には、設計者の頭の中でどのように見えるかを想像する必要がありますが
これは難易度が高い。熟練の設計者でないと困難ですし、ミスがあっても気づきにくいなどデメリットもあります。
そのため、実際の製品が生産されるまでには、予測不能なトラブルが発生しがちです。

しかし、3D CADでは、すべてが直感的になります。メカニカルパーツはプログラムでシミュレーションおよび
レンダリングされるので、見回して修正を加えるだけで、すぐに表示できます。
つまり、表示されるのは設計プロセスで得られるものであり、3D CADで最終製品を事前に「予測」できます。

仕様が変わった・・・3DCADなら1点修正で自動適用

設計時には、常に無数の変更が加えられます。
2Dで設計中に、パーツの一部のパラメータ(ネジ穴の半径など)を変更したい場合、
通常2D CADはノン拘束がかかっていないため、それに関連する他の多くの値を全て変更する必要があります。
つまり、パラメータの値は互いに「分離」されているため、1つを変更しても連動して変わらず、手動で変更する必要があります。

逆に、3D CADでは、すべての値を連動する値に変更できます。
スケッチを描くときに、オブジェクトに幾何拘束と寸法拘束を追加して、それらをパーツ全体として設定することが可能。
もしくはXなどの変数を定義して、パーツの長さを寸法拘束として挿入することもできます。
これは、Xの値を変更するだけで簡単に変更できます。

設計仕様変更を即座に反映

ZW3Dには履歴マネージャがあり、ほとんどすべてのモデリング操作を記録しています。

履歴ツリーから、実行したコマンドも内容を変更することが簡単にできます。
その後自動的に、結果を再定義し更新して、最終的な結果を取得可能。
モデリング履歴のないインポートされたモデルであっても、ダイレクトエディットから直接編集できます

部品の管理は・・・個別管理??一括管理!!

部品の管理に苦しんだ経験は設計者なら誰でも一度は経験したことではないでしょうか。

デザインには構成が異なるパーツがたくさんあります。通常、これらのパーツは一見すると同じように見えますし、
実際問題寸法が異なるだけです。同じサイズでも外観にいくつかの違いがあります。
2D CADを使用する場合、類似部品ごとに異なる図面を作成する必要があり、とても時間がかかります。

しかし3D CADを使うと、パーツテーブルを使用、基本モデルを作成してパーツのパラメータを変更、
テーブル内の他のパーツを一気に取得することができます。
このようにして、ベースパーツに基づいて一連のパーツを簡単に作成可能!
これは、2D CADよりもはるかに効率的です。

似ている部品を3DCADで一括管理

2D図面をプリント?PMIアノテーションを使いましょう!

2D CADで設計をした後でも部品に多くの寸法を追加し、図面を紙に印刷する必要があります。
また、印刷品質の問題により、図面が不鮮明になり、製造中に注釈を確認することが困難になる場合も多々あります。

これは3D CADで全て解決可能です。3DCADでは寸法のすべての情報がモデルに紐付けられています。
これをPMI(Product Manufacturing Information:製品製造情報)と呼びます。
PMIモジュールでは、3Dモデルに注釈を直接追加できます。これはより直感的ですし、図面を印刷せず多数の方へ展開できます。

3D CADのPMIモジュールに注釈があるモデル

3Dと2Dを組み合わせて設計をスピードアップ

3Dまたは2D CADのどちらのツールを使用する場合でも、どちらにも独自の利点があることは否定できません。
3DCADはモデリングプロセスをより直接的に表示し、2D CADは寸法と注釈を追加できます。
実際のニーズと標準に従ってカスタマイズできます。
したがって、2Dと3Dの 両方のCADを使用して、いいとこ取りを私達はお勧めします。
ZWCADとZW3Dのシナジーはピカイチです。

ZWCAD は優れたdwg互換2D CADでありZW3D はZWSOFTが力を入れているオールインワンCAD / CAMです。

3Dでモデリング後に2D図面を生成

ZW3Dでモデリングを開始して強力な拘束技術を使ってみませんか?
パーツ図面はZWCADにエクスポートし、注釈を追加してスタイルを追加するのが効率的ではないでしょうか?

新体験はあなたのすぐそばに

3Dモデリングは、機械設計のトレンドです。
メリットとしてはダイレクトビュー、パラメトリックモデリング、パーツテーブル、PMIモジュールなどを
使用した部品の簡単な管理などが含まれます。
優れた最新のZW3Dを使用して、ZWCADも活用してみませんか?

ZWCAD(2DCAD)とZW3D(3DCAD)は競合でも新旧の関係でもありません。
適材適所!皆様も使って頂ければわかるはずです。

■ZWCADの体験版はこちら
■ZW3Dminiの体験版はこちら

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お問い合わせ先:
ZWCADセクション BLOG担当
info@zwcad.co.jp

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