【後編】ZWSOFTのCEOってどんな人?インタビュー形式でZWSOFTの歴史と併せて紹介


みなさんこんにちは。ZWCAD JAPANのセールス担当のKENTAです。
前回に引き続きZWSOFTのTruman氏へインタビューをしていきます!
早速始めましょう!

T:Truman
K:Kenta  

インタビュー開始

K: 先日はありがとうございました。前回は主にTruman氏のバックグラウンドを語っていただきましたが、
今回は主にZWSOFTの企業文化と従業員についてお聞きしたいと思います。それではよろしくお願いいたします。

T: 今回もよろしくお願いいたします。

K:それでは早速、Truman氏は20年間ZWSOFTを牽引しています。
マネジメントは相当大変だったのではないでしょうか?

T: ZWSOFTを始めて最初の数年間は、研究開発から技術サポート、営業まで全てのポジションを行いました。
私もメンバーの一人として働いていたんです。ですから、経営陣に仕事を奮起させるのもそれほど難しくなかったです。
私の一番大きな仕事は、従業員を一致団結させて何か素晴らしいことを一緒に行うためにモチベーションを上げること。それだけですよ。

K:生まれながらのリーダシップを持たれてる方からこそ聞けるお言葉ですね。
それでは、ZWSOFTにとっての一番の資産は何だと思いますか?

T:ZWSOFTの従業員です。もっと正確には組織ですね。
組織は従業員を増やしたからといってすぐにできるわけではありません。私の感覚では10~15年かかります。
私達の組織は相互理解を深める事ができる、ZWSOFT最高の宝物です。

少し自慢させてください。ZWSOFTの社員の定着率は高く、辞める人は少ないです。
修士、博士を合わせると全従業員の50%以上ですね。最高の宝物です!

そしてもう1つ、これも正確には従業員となってしまうかもしれませんが、ZWSOFTの文化も資産です。
少し抽象的な言い方になりますが、私たちは、同じ価値観、同じ信念 、同じビジョンを共有しています。
これらを総合して文化と呼ぶのが良いのではないでしょうか。

ZWSOFTの従業員 転職が日常の中国では珍しく定着率が高い

K:ありがとうございます。組織、そして文化ですね。具体的にはどんな組織が良いとお考えですか?

T: 私から見て素晴らしい組織とは、何よりもまず、団結してお互いの強みを最大化しながら、
お互いをサポートできることだと思います。
そして、加えるなら常にお客様目線に立っていることも必要でしょう。

たとえば、研究開発チームは自らが望むものではなく、クライアントが新しい機能を開発するときに
必要とするものに基づくべきです。営業チームは、代金を受け取ったら終わりではなく、
継続してクライアントをフォローして、顧客が満足しているかそれともなにか課題があるかを確認する必要があります。
誰もがこれらを理解はしていると思いますが、実行するのは簡単ではありません。

それでも私達は心をこめて継続しています。
まとめると、私は団結して勤勉で準備ができている組織を素晴らしいチームと思っています。

ZWWORLDヨーロッパでの様子 製品マネージャーのDanielが質問に回答中

K: よくわかりました。会社の文化についてもっと具体的に教えて頂けますか?

T: 私たちに深く影響を与えてきた2つの原則があります。
1つは単純明快であることです。誰もが真剣に仕事をし、自分の健康と家族を大切にします。
これ以上のことはありません。個人的な対立、会社の政治、内部消費を最小化することもそうでしょう。
単純化は哲学です。問題を単純化することは、生半可なことではありません。
複雑な問題を単純化することは驚くべき能力ですが、単純な問題を複雑化することは褒められたものではありません。

もう一つは闘争心です。だらだらやってきた人と真面目にやってきた人では、残酷なほどはっきり結果が分かれます。
過去20年間、私はこの闘争の精神を強く感じています。

懇親会での様子 普通はみんな家族を連れてきて楽しみます

K:このインタビューでもTruman氏はシンプルにメッセージを送っていますよね。
定着率が高いのはいいことですが、どうして従業員の心を引き止められていると思いますか?

T: 従業員は単なる従業員ではなく、私たちとパートナーであるべきだと常に思っています。
それぞれが会社の一員であると感じ、将来の成功を共有できることが重要です。
2007年や2008年には、できるだけ多くの従業員に持株会に参加し、参加感・帰属意識を持ってもらいました。
200人近くの従業員が株式を共有するまで10年かかりましたね。
また、業績評価を通じて得た金銭は従業員にも還元しています。
利益の共有は、私たちがより良いことをしようとし続けているものです。

もう一つのポイントは、仕事と生活のバランスです。多くの企業が求めている、いわゆる「企業戦士」とは異なり、
残業することを私はあまり勧めていません。
人々が自分自身の生活を持ち、向上させ、運動をし、家族との時間に時間を費やす事が必要があるといつも従業員に言っています。
私は従業員を極端な状態に追い込むのが嫌いです。結局、健康状態や家族関係が崩れると、どれだけ稼いだり成功しても、
まったく意味がありません。

私は、内面の平和とバランスの取れた発展を大切にしています。短期的にはそれほど競争力がないかもしれません。
しかし、それが長期的には可能性と持続性を持つと信じています。

家族の日での集合写真
社員のお誕生日はみんなでお祝いするものという文化も

会社主催のバスケットボール大会

K:みなさんすごくイキイキとしてますね!Truman氏はどうやってリラックスしていますか?

T: いろいろな趣味でリラックスしていますよ。特にバドミントンは得意で、週に3〜4回行っています。
どんなにストレスがたまっていても、プレイして汗をかけばすべてがうまくいきます。
最近はピアノにも夢中で、毎日30分から1時間は演奏しています。本当に楽しんでいますよ。
趣味は落ち着く瞑想のようなものです。私にとってはかけがえのない大事な時間です。

K:おしゃれですね笑 それでは最期の質問です。ZWSOFTはテクノロジーの会社なので
創造性は重要だと思います。従業員の創造性をどのように引き出していますか?

T: 私たちは真の価値は実践であると思います。
ZWSOFTはまだ急速な成長の段階にあり、これは非常に貴重なことだと思います。
これまで試していないことを従業員が自由に試すことができますよね?
人はあらゆる失敗から学べます。私たちは彼らに出来る限りチャレンジと失敗をするように促しています。

自分の能力を判断するための科学的な方法はありません。
私たちはあなたに何かをしてもらい、うまくいけばもっといいこともできる。
同様に、私たちはあなたにチームでリーダーになってもらう。・・・その繰り返しですよ。

K: 日本の偉人も同じようなことを言ってましたね。今日もありがとうございました。
大変参考になりましたしTruman氏の信念もよくわかりました。

T:ありがとうございました。うまく日本の方に伝えてくださいね。

K:もちろんです!任せてください!

インタビュー終了

いかがでしたでしょうか。Truman氏の信念、従業員を大事にする姿勢を十分ご理解頂けたと思います。
今回はこれにて終了となりますがTrumanへのインタビューはまた実施したいと思っていますので乞うご期待!

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