ZWCADで素敵なウッドデッキを設計してみましょう

みなさんこんにちは!ZWCAD Japanセールス担当のKENTAです!
お家でごろごろ~もいいですけど、お家に手軽な場所があったらいいな~と思う日々が最近は続いています。

そう!必要なのは!!ウッドデッキだ!

屋外で日光浴小鳥のコンサートBBQパーティーなど幅広く楽しめるウッドデッキ はやっぱり憧れですよね~ 
ということで本日はウッドデッキを設計する上でのコツをご共有したいと思います。
今日の内容は盛りだくさんですよ~

事前準備、CAD図面作成、材料の選択、図面の作図を含む手順全体について説明します。
それではよろしくお願いします!

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※今日使用するデータは下記のリンクからダウンロード出来ます
https://www.dropbox.com/s/ktd0a25rsw03mb9/Sample%20Drawings_deck%20design.rar?dl=1)

注:DROPBOXで直接ダウンロードしてください。

計画の準備

設計する前に、まず家とその周辺の計画を準備する必要がありますね。        
下のような平面図は、理にかなったデッキの場所とデッキの形を決めるのに役立ちます。

図1.デッキの位置を決定するための家とその周辺の平面図

その後、おおまかなプランを作成します。本当に建てることが可能かを最初に検討する必要もありますね。
地面が著しく不揃いの場合は、異なった長さの柱を使用してデッキを設計することを検討しなければいけません。

図2.デッキの基本形状がデザインのベースとなります

次に、木の配置をしますためにデッキに分割線を描画します。デザインに寸法を追加すると尚よしです。
さらに図面を読みやすくするために、スーパーハッチング機能を使用すると、
リアルな木の画像でウッドデッキをテクスチャにできます。

図3.スーパーハッチはデッキ計画を現実的にするのに役立ちます。

次に、支柱のレイアウトを作成します。建物とは異なり、ウッドデッキは比較的軽量で、柱は小さくてもかまいません。
それでもデッキ上の移動荷重を考慮に入れる必要があります。つまり、2つの柱の間は約3〜4メートル取る必要があります。

ARRAYコマンドを使うと簡単2ステップで連続配置が可能ですよ!

最初に、柱を基本オブジェクトとして選択します。次に、X軸とY軸の距離を設定します。

図4. ARRAYを使用すると、柱を素早く配置できます

立面図を設計する

それでは準備ができたので、別視点で設計を詰めていきましょう。           
高さは、主にデッキとその手すりの高さの違いを示すためのものです。        
デッキは家の床よりも低くすると大雨が降ったときに水が家に溢れるのを防ぐことができます。
手すりは高さを1メートルに設定することをお勧めします。

図5.高さのあるデッキと手すりの高さの違いを視覚的に表現

材料の選択

これで設計は完了です!デッキに必要な材料はどうしましょうか??
最適な木材を選択することはデッキの寿命長期化に有効です。防腐および耐虫に優れた木材が理想的ですよね。

予算にもよりますが、この2つがおすすめです。

レッドシダー:耐久性は高いが高価格高価
クスノキ  :耐久性は高く安価でコスパ良し

図6.適切な種類の木材を選択することが重要

次に留め具です。これに関しても特に気をつけて選ぶ必要があります。        
時間が経つにつれて緩む傾向がある釘よりも安定しているねじのほうがおすすめです。

ただし、すべてのネジが外部環境に対して十分に強いわけではありません。     
私は錆びにくいものをお勧めします。また、化学処理をされた木材を選んだ場合には
化学物質の影響を受けにくい留め具が理想的です。

図7.防錆のほとんどの化学薬品の影響を受けないものが理想的です

レイアウトを印刷する

最後に、レイアウトを作成します。まず、関係者全員が素材や大きさなどの必要な情報を確認できるように、
レイアウトブロックにタイトルブロックを挿入する必要があります。
次に、ページ設定マネージャーで用紙サイズを決定します。A3で十分ですかね。
最後に、VPORTSコマンドを使用してビューポートを生成し、レイアウトを整理出来ます。

図8.施工業者が使用する最終的なレイアウト

これで設計は完了です!馴染みの工事屋さんに連絡して、夢を一歩進めましょう♫

ウッドデッキを設計するのはそれほど複雑ないことがおわかり頂けたでしょうか。
便利なCADソフトウェアがあればさらに簡単です! 

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さいごに

頑丈でなおかつ悪い天候にも耐えることの出来る安全なデッキを作るためには建設自体の許可を取得するなど、
多くのことを考慮する必要があります。
また、デッキを構築する土壌は強く頑丈である必要があります。今一度確認してみてください。           

今日はそのような詳細な考慮すべき事項には焦点を当てていませんが、
当然それらも知った上で設計を行う必要があります。

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